ふなはこ。  福岡で相方と見つけた美味しいもの、をかしきこと。
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京都妙心寺ー禅の至宝と九州・琉球ー (九州国立博物館) @福岡大宰府
日曜日、『九州国立博物館』へ、特別展
『開山無相大師650年遠諱記念 京都妙心寺ー禅の至宝と九州・琉球ー』の観覧に行きました。

『阿修羅展』ほどの賑わいはないだろうと、知人の車で向かったのですが…
駐車場近くには行列が!後尾につけて、20~30分待っていると、
前から別の警備員さんがやってきて「1時間はかかりますよ」とのこと。
(もっと早く言ってくれたら…)

Uターンして、にわか駐車場みたいな空き地(それでも¥500)に停めて、向かう。
ちょうど写真のあたりからが1時間くらい。(九博の屋根だけが見えます)
100225-1.jpg 100225-4.jpg 100225-3.jpg 100225-2.jpg  
坂を上りきると、茶室が工事中。
(個人的には、茶室よりも駐車場の拡充を進めてくれたら…と思うのですが)

館内に入ると、窓際に『達磨像』の垂れ幕が。
100225-5.jpg 100225-6.jpg
そのままエレベーターで特別展示室へ。『龍虎図屏風』の虎がお出迎え。
(以下、写真は『九州国立博物館』提供です)

第一部は『京都妙心寺の名宝』。
 京都・妙心寺は、建武四年(1337)、花園法皇の離宮を禅寺とし、
 開山彗玄禅師(無相大師)を開山として創められた臨済宗の名刹です。
                             (リーフレットより)
その歴史や文化を今に伝える名宝が一堂に会しているようです。

まずは、『瑠璃天蓋』。
100225-7.jpg
ビーズのようなガラス玉が丁寧に配色よく綴られています。
ベッドメリーのような形も含めて、あたたかくて、愛らしい。

今回は、全身像が多かったような気がします。
ひとつは、『開山彗玄像』。(写真右)
100225-8.jpg
まるでその場にいらっしゃるかのような存在感。
像の前に置かれている『銅三具足』も立派。鳳凰の燭台は珍しいのだとか。

天井には、『妙心寺 法堂天井 雲龍図』のレプリカが。
100225-9.jpg
京都まで行って、本物を観たくなってしまいます。

秀吉が愛息に与えた豪華なおもちゃもありました。
100225-10.jpg
写真は『玩具船』ですが、あたし達が観たのは馬具や懐刀。
金を贅沢に使い、細部まで凝っているのは共通しています。

『龍虎図屏風』は、狩野山楽の筆。
右側には天空から降りたつ龍が左側には雌雄の虎が描かれています。
その迫力たるや、画から飛び出てくるよう。
毛の逆立つ様、両者の間に走る緊迫感、観ていて飽きません。

国宝の兄弟鐘も見どころのひとつ。
妙心寺の銅鐘と、太宰府市・観世音寺の銅鐘は、大きさや形状が同じなことから
同じ工房で同時期に北部九州で作られたと考えられているそう。
吉田兼好が「黄鐘調の鐘」と称え、菅原道真が漢詩に詠んだ兄弟鐘の音色は
映像コーナーでたのしむことができます。

第二章は『妙心寺と九州・琉球』。

聖福寺が日本最初の禅寺であることは知っていましたが、
九州や沖縄と、これほどまでに縁が深いとは思ってもみませんでした。
桃山~江戸時代初期に九州へ伝播した妙心寺派は五山派を吸収し、
諸藩主の帰依と保護をうけ、長崎に渡来した中国禅僧に刺激をうけ、
隆盛したのだそうです。

鹿児島県志布志市(大隅♪)にも大慈寺という由緒正しき禅寺があるらしい。
(今度、お詣りに行かなくては!)

『文殊五尊像』は、宮崎市・大光寺の所蔵。
100225-11.jpg
獅子の背に乗る文殊菩薩が4人の侍者を従い、インドから遊行して
中国の五台山へと向かう様子を表したものだそう。
作者は運慶五代の孫と名乗る仏師健俊。
正面から観たり、斜めから観たり。
1つひとつの像も観ごたえがあるのですが、団結感というか皆さんのまとまりが良き。

沖縄県・桃林寺の『金剛力士像』は、日本最南端の仁王像。
100225-12.jpg
そう大きいわけではないのですが、南国の風土が薫る、独特の気を放っています。

あたしが最も心に残ったのは、沖縄県・旧円覚寺にあったという木彫の像たち。
100225-13.jpg
寺は戦災などで焼失し、破損の激しい状態で発見されたのだそう。
そんな目に遭いながらも、表情は柔和でひょうひょうとしていらっしゃる。
赤塚不二夫さんと同じ目をしている。「これでいいのだ」って。

いつまでも観ていたかったのですが…そろそろ閉館。
大分市・萬壽寺の『達磨像』や映像などを観て、会場を後にしました。

京の都で興った禅が九州・沖縄に伝わり、時代や地域を越えて受け継がれていく様を
数々の至宝を通じて、垣間見れたような気がします。

ただ、作品から受ける感覚や印象(見た目)だけでなく、他の美術品以上に、
その背景にある歴史や経緯や意味(中身)を知りたかった気も…。
解説だけでは文章の制限があるにしても、もっと含蓄のある言葉が添えてあったらと。
(周りのおばさま達も同じようなことを言ってました)

イヤホンガイド(¥500)を借りると詳細な解説もあったようなのですが、
そもそも観覧料(¥1300)を支払っているのですから…。
たとえば、『達磨像』の“直指人心 見性成佛”という語。
達磨は何を語り、白穏はなぜ記したのか。
“心の対話”のきっかけとなる仕掛けが、もっとあれば尚よかったと思います。
(『プチ禅カード』なるものはあったのですが…)

出口では、ポストカードに一筆箋…と、いつものように散財してしまいました。

九州国立博物館…福岡県太宰府市石坂4-7-2
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関連タグ:福岡大宰府・筑紫野

2010'02'25(Thu)[ <をかし:アート> ] CM2. TB0 . TOP▲
COMMENT


お茶室ができるんですね!どんな感じに作ってあるんだろう・・・。
建築と共に、仏像などなど、文化についても学んだのですが
最近、年齢とともに記憶が溶けていってます(-_-;)
なので、イヤホンガイドを借りないと、わからない!悲しい限りです。
ちゅうか、文化に触れずに生活しています。いかん!すさんでいる!
2010/02/25 11:52  | URL | SHOKO #- [edit]


☆SHOKOさん。

茶室、できるみたいですよ~。外観はけっこう完成してました。
仏教はぷるこ氏が詳しいので(前職でずいぶん勉強したようです)
いろいろと教えてくれるので助かります。
SHOKOさんも話があうかもしれませんね~。
すさんでるって…このまえ、コルテオ観てたじゃないですか~(笑)
あたしも早く観に行かなくちゃ!

2010/02/26 19:11  | URL | ぷなこ。 #- [edit]
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