ふなはこ。  福岡で相方と見つけた美味しいもの、をかしきこと。
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ミス・サイゴン。
博多座で『ミス・サイゴン』を観劇してきました。

今年、博多座は10周年。
そんな記念すべき年の上演を
竣工前から構想して、
『ミス・サイゴン』ありきの設計が
行われたそうです。
なんでもオリジナル上映で観られるのは
帝劇と博多座のみなんだとか。
090206-1.jpg


1月~3月のロングラン上映ですが、
今回は市村正親、井上芳雄、
そして新妻聖子のキャストで
観ようと決めていました。
が!そうすると…
たったの2公演しかチャンスがない!
まんまと逃してしまい、
ヒロインはソニンへ…。


気を取りなおし?
いざ、博多座へ。着いて早々、
前席の窪みにケータイを落としてしまい
「スタァッフ~!」(by狩野英孝)状態 …。

再び気を取りなおすと…もう始まる!

市村正親(エンジニア役)、
やっぱりすごい。ハンパない。
役と彼が一体化してます。
『アメリカン・ドリーム』を唱っているときなんか、
動きが精密にインプットされた
滑らかな機械のように錯覚してしまった。

かと思うと、
「アドリブ?」って感じるような台詞や仕草も
バンバン飛び出してくる。
そのバランスが絶妙。
エンジニアってキャラクター的には
卑怯狡猾なヤツだと思うのですが、
なんだか憎めない感じがしてくるのは、
やはり役者の力?
テレビで観ると大げさ感もあるのだけど、
舞台で観るとちょうどいい感じ。

井上芳雄(クリス役)も同じく。
テレビで観ると、
なんで「王子様」なんて呼ばれているのか
あまり魅力が分からなかったのですが、
舞台で観ると、カッコいい。

こちらは魔法系。
袖でティンカーベルが
ひと振りしてるんじゃないかと思うくらい。
いや、ひと振りされたのはあたしか?

ソニン(キム役)も意外に(←失礼)良かった。
感情が高ぶりすぎてか、
歌の最後が「んっ?」てときもあったけど、
表現力で充分カバーしていたように思う。
背筋からゾクッとやられる場面も何度か。
もはやEE JUMPの面影はどこにもないのね~。


もう一つ、特筆すべきは舞台装置。

噂には聞いていましたが、
天井からヘリコプターがプロペラ音をたてながら
降りてきたときにはびっくり!
(前半分だけだったと思うのですが、
 一瞬ホンモノかと思いました)
でも、キャデラックはホンモノだったよな~。

大きな見せ場ではなくても、
クルクルと装置が変わる様は驚きの連続。
左右から椅子が出てきたよ~。
でも、人いないし、どうなんてんの~?
冷静にパニック。
あたしの頭で考えても分かるはずもなく。

“超大作”の醍醐味は舞台装置に有り!と認識。
だって、ずいぶんとお金かかってそうだもの。


これを観て、一番良かったことは、
ミュージカルに対する拒絶感が
かなり取り払われていると実感したこと。
以前はどこか構えて
学校の授業のように観ていたのですが、
ずいぶん気らくに
取っつけるようになってきました。


最後に、内容について。
(ここは怒り半分です、悪しからず)
これって…「蝶々夫人」…ですよね。
フライヤーでも“究極の愛”が
高らかに叫ばれていますが、
どちらかというと“戦争の爪痕”という感じ。
あまり詳しくは書きませんが、
途中から欧米vsアジア、
勝者vs敗者のような対図が見えてきて、
クリス(とその妻)とキムは
その象徴のような気さえする始末。

キムの愛の深さより、
クリスたちの「今がすべてさ」的思考の浅はかさが
印象に残ってしまって…。

でも、キムもエンジニアも
アメリカに行けばハッピーになれる、
夢が叶うと信じている。
その、やりきれなさ…。


………パンフレットを読んだら、
また印象が変わるかもしれない。
うん、じっくり読んでみよう。

そして、余裕があったら、
別所哲也のエンジニアを観に行こう。
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2009'02'06(Fri)[ <をかし:映画・演劇> ] CM0. TB0 . TOP▲
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