ふなはこ。  福岡で相方と見つけた美味しいもの、をかしきこと。
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風間杜夫落語会
先月、全労災ホール/スペース・ゼロ20周年記念
チャリティー公演『風間杜夫落語会』に行きました。
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全労災に加入しているので、ペアでの招待です。

ぷるこ氏と出かけようとすると…会場が『ももちホール』?
勝手に天神だとばかり思っていたので、慌てふためくあたし。

わずかに遅刻しつつ…到着。

既に風間さんは檀上に座っており、落語は始まっていました(涙)
(しかも、メモを紛失…記憶あやふやゆえ、あしからず…)

落語とトークショーの二部構成で
まずは、落語。
風間さん、着物姿が板についてます。

1つめは『夢の酒』。
枕、落語、ともに15分ほど。
時事ネタや思い出話を織り交ぜつつ…いつのまにか落語へと。

旦那が夢の中で出会った女性に嫉妬する奥さん。
それをたしなめるも、はては自分が夢の中に行くことになる父(義父?)。
さて、結末やいかに。

2つめは…骨董品屋の夫婦の話だったのですが…演目失念。

どちらも夫婦の話。会話のやりとりが小気味いい。
風間さんと言えば、映画『蒲田行進曲』から
数々の映画や舞台やドラマに出演されている名優さん。

さすが、落語も巧い。
つい引き込まれてしまいました。

トークショーでは、
『蒲田行進曲』の主題歌は、実は、平田満さんは歌っていない、
今年の作品で印象に残っているのは、
『ありふれた奇跡』での岸辺一徳さんとの女装シーン…。
など、暴露?話も飛び出しました。

ナマの落語、しかも風間さん。(しかもタダ)
良き機会でした。
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2010'01'13(Wed)[ <をかし:映画・演劇> ] CM2. TB0 . TOP▲
狂言への誘いー現代に生きる狂言
少し前、平成21年度 福岡市民芸術祭 主催行事
(財)福岡市文化芸術振興財団 設立10周年記念事業、
『狂言への誘いー現代に生きる狂言』公演に行きました。
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(なんとなく、狂言て目出度い感じがするので、正月にアップ)

出演は野村萬斎氏他、場所は中央市民センターホール。
能楽殿ではなくて、ホールで狂言を観るのは初めてです。

第一部は萬斎氏による『狂言のお話』。
メモを頼りに一部をまとめて記すと…(聴き違い、言葉違い等はあしからず…)

・狂言が“遺産”と呼ばれることへの抵抗
現代人が楽しんだことの集積が“伝統”(650年!)である

・不親切な型はイマジネーションへの働きかけ
だから、飽きない、変わらない

・セットのない舞台
存在するのは狂言師の肉体と声のみ
そこを共通として“遊ぶ”
例)柿を食べるシーンでは、柿ではなく、食べる人が主役
だから、柿は見えない方がいい

・狂言は胸で観る(視線ではなく姿勢)
例)足を上げて歩く→山道を歩いている
想いをめぐらせることで参加する

・場面展開(暗転)なし、緞帳も上がらない
登場するときは袖から歩いてくる
動かない=舞台をはけた状態

・言った者勝ち
例)○○に着いた

・名前や地域をあまり限定しない
例)このあたりの者でござる

・型を使うので、理由なくできる(例:笑う、泣く)
対して、洋の芝居は理由が要る

・演劇や文化の社会還元
“狂言ワークショップ”の実施、教育と啓発
例)セリフを言う、型をする(例:笑う)
『雨も風も吹かぬに でざ かま うちわろ』

・“キレる”とは、堰が切れることではないか
だから、ためないこと。表現する・発散する授業の実施

・狂言は時代を映す鏡
例)きのこの動き(かがんで手足を出さずに動く)は
“ベトナム戦争を批判”と報道されたりも…

・狂言とシェイクスピア
黒澤映画では…『乱』=リア王、『蜘蛛の巣城』=マクベス

・福岡は良い劇場が少ない
かと言って、劇場を作るにも税金が要る。住民が何を望むか…

・文化財は利用してこそ価値がある

・伝統芸能は知恵の集積(再創造)

萬斎さんて、とにかく姿勢と発声がステキ☆
日ごろの鍛錬のたまものなんでしょうね。

狂言について、さわりだけとは言えレクチャーを受けたのは初めてで、
一緒に笑う練習?をしたり、セリフを言ってみたり、
観るだけでなく、体験するおもしろさもありました。

第二部は狂言『蝸牛(かぎゅう)』
山伏役の萬斎さんが竹やぶで寝ていると、
主人の命で、長寿の薬になるというかたつむりを捕りに
太郎冠者がやってくる。
ところが、太郎冠者は山伏をかたつむりだと思い込んで…。

第一部で聴いた話のおかげで、風景が前より少~し広がってきました。
これが“参加する”ってことなのね。

ただ、日ごろ、テレビなど雄弁なものを見慣れている分、
なかなか骨が折れるというか、頭を使う気がします。
それを、一興ととらえるか、面倒ととらえるか、で別れるような。

あたしは…まだ、分岐点にも着いていませんが。

ただ、しばらくは『雨も風も吹かぬに~』のセリフが頭から離れませんでした。
日本語の持つ響きやリズムって、改めていいなと。

2010'01'03(Sun)[ <をかし:映画・演劇> ] CM0. TB0 . TOP▲
曲がれ!スプーン
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試写で『曲がれ!スプーン』を観ました。

 スプーンに念力を送ってみたことのある、
 すべての人々に捧ぐーー
 夢見るAD vs 史上最弱!7人のエスパー軍団!?
 とびきりキュートなミラクル超能力コメディ♪
               (フライヤーより)

超能力番組ADの桜井米(長澤まさみ)は、
幼い頃からずっと本気で超能力を信じているが、
未だ超常現象を目撃したことはない。
ディレクターに言われて、エスパー探しの旅に出るが…収穫はなし。
ちょうどクリスマス・イブの日、『カフェ・ド・念力』では、
正真正銘のエスパー達が集まって、日頃は隠している能力を
披露しあうパーティを開いていた。
そこに現れた偽者エスパー。
たまたま、店にたどり着いた米。
カメラに驚き、力がバレないようにとあたふたするエスパー達。
はたして…?

原作・脚本は劇団『ヨーロッパ企画』代表の上田誠氏。
監督は『踊る大捜査線』などの本広克行氏。

舞台が原作ということで、興味のあった映画です。
舞台は『冬のユリゲラー』なのですが、若い人たちはユリゲラーを
知らないかも…(事実、長澤まさみは知らなかったらしい)とのことで、
タイトルを変えたのだそう。

『サマータイムマシン・ブルース』のスタッフが再集結!ということで、
いたるシーンで仕掛けがほどこされているとか。
(両方を観ると、相乗効果でさらに面白いらしい)

主演の長澤まさみを取り巻くのは劇団の面々。
名前の知れた俳優さんたちは、ちょこちょこと短く濃く出演。

映画なのに舞台を観ているような不思議な感覚。
エスパー軍団は、皆さん息がぴったり、舞台仕込みの演技。
特にテレパシーの力を持った役、辻修さんが気になりました。
特に駅で電車を待つ米を引きとめるところ…。よかったな~。
ぜひ舞台でも観てみたい。

長澤まさみは衣装含めてキュートで、ガーリー感いっぱい。
ポップな色使いのタイツやアウターやスニーカーのミックスは真似したくなります。
自らスタイリストさん達と衣装決めをしたのだそう。

画はかなり作りこまれていて、観れば観るほど新たな発見がありそう。
何気に貼られていたポスターが、映画『うどん』でも使われたものだったり。

緻密な画をバックに、いきいきと演じる役者さん。
まるで、飛び出す絵本のような映画でした。

エンドロール後、本広監督と長澤まさみの舞台挨拶が!
画面を通して見るかぎり、下ぶくれ(失礼)だとばかり思ってましたが…。
ナマで見る長澤まさみはスタイル良くて、きれいで、びっくりしました。
ブラウン管通すとって…こういうことなのね。

あ~書いてるうちに、また観たくなってきた!

2009'12'19(Sat)[ <をかし:映画・演劇> ] CM6. TB0 . TOP▲
ゼロの焦点
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試写で『ゼロの焦点』を観ました。

 愛する人のすべてを知っていますか?
 真実はひとつじゃない。
 真実は視点を変えて見ると、別の顔をしている。
 夫は、なぜ失踪したのか?
 不可解な連続殺人事件は、なぜ起きたのか?
 運命に導かれるように出会った3人の女。
 [3人の物語]が[1つの点]を結ぶとき、
 衝撃の真相が明らかに…。
              (フライヤーより)

鵜原憲一とお見合い結婚した禎子(広末涼子)。
挙式から1週間後、憲一は前任の勤務地である金沢に引継ぎで赴き、
そのまま戻っては来なかった。
お見合いゆえに、夫の過去も失踪理由も何もわからない禎子は、
金沢へと旅立ち、憲一の元クライアントである室田耐火煉瓦会社を訪れ、
社長夫人の室田佐知子(中谷美紀)と受付嬢の田沼久子(木村多江)に出会う。
失踪の理由を探るうち、やがて起こる連続殺人事件。
はたして犯人は…?そして憲一は見つかるのか…。

『砂の器』『点と線』と並び称される清張の代表作『ゼロの焦点』を、
松本清張生誕100周年記念として映画化された作品。

監督は『ジョゼと虎と魚たち』などの犬堂一心。
カギを握る3人の女性には広末涼子、中谷美紀、木村多江。
脇を固める男優陣には、西島秀俊、鹿賀丈史…。など、
話題性に富んだ作品。

失踪の理由は?生死は?なんで殺人事件?犯人は?動機は?ラストは?…と
次から次へと“?”が出てきて、
ぐいぐい映画の中へ引き込まれていきます。

画面から伝わってくる、戦争の傷あと、女性ゆえの哀しみ。
舞台は昭和30年代の、戦後から復興への過渡期なのですが、
展開や描かれ方が巧くて、あたし達でもすんなり理解できます。

出演している俳優さん達も皆さん巧い!
特に広末涼子。後半はほとんど役柄でしゃべらなくなるのですが、
表情だけで、感情が伝わってきます。
中谷美紀は相変わらずキレイで、大画面で観られてトクした気分。
木村多江は久子が乗り移っているような役柄との一体感。
大好きな西島秀俊は出演時間が少なく、ちょっとがっかりでしたが、
その分?鹿賀丈史の渋さが印象に残りました。

金沢の重たく哀しい冬景色と、物語の雰囲気がよく合います。
回想シーンから電車の車窓に移るカット割りなど、技法も素晴らしいです。
ともすれば、テレビの2時間サスペンス(あたしは好きですが)的にも
なりそうなところを、がっちり重厚に“映画”としている。

ちなみに、あなたのミステリー直感力を試す犯人あてキャンペーン!なるものがあり、
一応、応募してみたのですが…全く違いました。
正解率は現時点で確か14%とか言っていたので、まあ…いっか。

2009'12'03(Thu)[ <をかし:映画・演劇> ] CM0. TB0 . TOP▲
サイドウェイズ
試写で『サイドウェイズ』を観ました。
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 寄り道してこなかった大人たちへ。
  “最短距離がベストな道のりとは限らない…”
 人生1週間、寄り道の旅に出よう…
 いまどきを生きる大人たちに贈る青春映画。
 人生の折り返し点を過ぎた男女4人が過ごす
 カリフォルニア・ナパでの“再会の休日”とは!?
                  (フライヤーより)

シナリオライターの仕事がふるわず、
私生活では同棲相手に出ていかれて未だシングルの道雄。
富豪の娘との結婚式を1週間後に控え、
独身最後の日々を謳歌したいアメリカ在住の大介。
そんな40男2人がカリフォルニア・ワインの聖地、ナパバレーへ
1週間のドライブ旅行に出かける。
旅先では、2人が留学していた20年前に道雄が家庭教師をしていた
麻有子やその友人ミナと出会う。
しまっていた麻有子への恋心を静かに再燃させる道雄。
婚約中にも関わらずミナに魅かれていく大介。
離婚後、単身でアメリカへ来て、仕事だけを生きがいにする麻有子。
日本で店を出すことを夢見るカフェ勤めのミナ。
4人の旅の行方は…。

映画館で予告編を観てから、ずっと観たかった映画。
小日向文世さんと生瀬勝久さんという、
あたしの激好きな2人が主演というのが、まずいい♪

冴えない2人が、鈴木京香に菊地凛子という美女2人と共に
手にはワイングラスを持って、
美しいナパ・バレーの景色をバックに
気ままなドライブ旅行に出かけるというのだから、
その道中にも興味がわくというもの。

アカデミー賞脚色賞などを受賞したアメリカ映画『サイドウェイ』が
基になっていて、監督も同じ方が務めているのだそう。

音楽はウクレレ奏者のジェイク・シマブクロが担当。
カリフォルニアの景色とウクレレの調べがよく合います。

これまでアラフォー男性が主演の日本映画は
あまりなかったような。
しかも、福山雅治とかイケメンじゃなくて、
小日向&生瀬コンビというのが面白い。

2人の掛け合いに、女性2人も絡んで、何とはなくおかしくて、
10秒に1回は笑っていた気がします。
名所を巡るでもなし、特別なことが起こるわけでもなし、
ナパの景色と、カリフォルニアのワインと、4人の男女が在るだけ、
なのだけど、全てが絵になり、言葉が残る。

それに、菊地凛子さん、あんなにキュートな女優さんだったとは!
今まで役柄だったのか…近寄りづらいクールなイメージだったんです。
(逆に、鈴木京香さんはやや肌に疲れが…)

これは年齢を超えて、多分ずっと観たい映画。
今までカリフォルニアのワインはあまり飲む機会がなかったのですが、
これを機に飲んでみたくなりました。

帰りは我慢できずに『こば酒店』の角打ちで赤ワインを補給。
文世ちゃんのセリフを反芻しながら…

「ピノ・ノワールとカベルネ・ソーヴィニヨン。
 二人の好みは全く違うけれど、
 そんなこと、どうだっていい。
 何を飲むかなんて重要じゃない。
 誰と飲むかが、重要なんだ」

2009'11'17(Tue)[ <をかし:映画・演劇> ] CM0. TB0 . TOP▲
    


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