ふなはこ。  福岡で相方と見つけた美味しいもの、をかしきこと。
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京都妙心寺ー禅の至宝と九州・琉球ー (九州国立博物館) @福岡大宰府
日曜日、『九州国立博物館』へ、特別展
『開山無相大師650年遠諱記念 京都妙心寺ー禅の至宝と九州・琉球ー』の観覧に行きました。

『阿修羅展』ほどの賑わいはないだろうと、知人の車で向かったのですが…
駐車場近くには行列が!後尾につけて、20~30分待っていると、
前から別の警備員さんがやってきて「1時間はかかりますよ」とのこと。
(もっと早く言ってくれたら…)

Uターンして、にわか駐車場みたいな空き地(それでも¥500)に停めて、向かう。
ちょうど写真のあたりからが1時間くらい。(九博の屋根だけが見えます)
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坂を上りきると、茶室が工事中。
(個人的には、茶室よりも駐車場の拡充を進めてくれたら…と思うのですが)

館内に入ると、窓際に『達磨像』の垂れ幕が。
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そのままエレベーターで特別展示室へ。『龍虎図屏風』の虎がお出迎え。
(以下、写真は『九州国立博物館』提供です)

第一部は『京都妙心寺の名宝』。
 京都・妙心寺は、建武四年(1337)、花園法皇の離宮を禅寺とし、
 開山彗玄禅師(無相大師)を開山として創められた臨済宗の名刹です。
                             (リーフレットより)
その歴史や文化を今に伝える名宝が一堂に会しているようです。

まずは、『瑠璃天蓋』。
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ビーズのようなガラス玉が丁寧に配色よく綴られています。
ベッドメリーのような形も含めて、あたたかくて、愛らしい。

今回は、全身像が多かったような気がします。
ひとつは、『開山彗玄像』。(写真右)
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まるでその場にいらっしゃるかのような存在感。
像の前に置かれている『銅三具足』も立派。鳳凰の燭台は珍しいのだとか。

天井には、『妙心寺 法堂天井 雲龍図』のレプリカが。
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京都まで行って、本物を観たくなってしまいます。

秀吉が愛息に与えた豪華なおもちゃもありました。
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写真は『玩具船』ですが、あたし達が観たのは馬具や懐刀。
金を贅沢に使い、細部まで凝っているのは共通しています。

『龍虎図屏風』は、狩野山楽の筆。
右側には天空から降りたつ龍が左側には雌雄の虎が描かれています。
その迫力たるや、画から飛び出てくるよう。
毛の逆立つ様、両者の間に走る緊迫感、観ていて飽きません。

国宝の兄弟鐘も見どころのひとつ。
妙心寺の銅鐘と、太宰府市・観世音寺の銅鐘は、大きさや形状が同じなことから
同じ工房で同時期に北部九州で作られたと考えられているそう。
吉田兼好が「黄鐘調の鐘」と称え、菅原道真が漢詩に詠んだ兄弟鐘の音色は
映像コーナーでたのしむことができます。

第二章は『妙心寺と九州・琉球』。

聖福寺が日本最初の禅寺であることは知っていましたが、
九州や沖縄と、これほどまでに縁が深いとは思ってもみませんでした。
桃山~江戸時代初期に九州へ伝播した妙心寺派は五山派を吸収し、
諸藩主の帰依と保護をうけ、長崎に渡来した中国禅僧に刺激をうけ、
隆盛したのだそうです。

鹿児島県志布志市(大隅♪)にも大慈寺という由緒正しき禅寺があるらしい。
(今度、お詣りに行かなくては!)

『文殊五尊像』は、宮崎市・大光寺の所蔵。
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獅子の背に乗る文殊菩薩が4人の侍者を従い、インドから遊行して
中国の五台山へと向かう様子を表したものだそう。
作者は運慶五代の孫と名乗る仏師健俊。
正面から観たり、斜めから観たり。
1つひとつの像も観ごたえがあるのですが、団結感というか皆さんのまとまりが良き。

沖縄県・桃林寺の『金剛力士像』は、日本最南端の仁王像。
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そう大きいわけではないのですが、南国の風土が薫る、独特の気を放っています。

あたしが最も心に残ったのは、沖縄県・旧円覚寺にあったという木彫の像たち。
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寺は戦災などで焼失し、破損の激しい状態で発見されたのだそう。
そんな目に遭いながらも、表情は柔和でひょうひょうとしていらっしゃる。
赤塚不二夫さんと同じ目をしている。「これでいいのだ」って。

いつまでも観ていたかったのですが…そろそろ閉館。
大分市・萬壽寺の『達磨像』や映像などを観て、会場を後にしました。

京の都で興った禅が九州・沖縄に伝わり、時代や地域を越えて受け継がれていく様を
数々の至宝を通じて、垣間見れたような気がします。

ただ、作品から受ける感覚や印象(見た目)だけでなく、他の美術品以上に、
その背景にある歴史や経緯や意味(中身)を知りたかった気も…。
解説だけでは文章の制限があるにしても、もっと含蓄のある言葉が添えてあったらと。
(周りのおばさま達も同じようなことを言ってました)

イヤホンガイド(¥500)を借りると詳細な解説もあったようなのですが、
そもそも観覧料(¥1300)を支払っているのですから…。
たとえば、『達磨像』の“直指人心 見性成佛”という語。
達磨は何を語り、白穏はなぜ記したのか。
“心の対話”のきっかけとなる仕掛けが、もっとあれば尚よかったと思います。
(『プチ禅カード』なるものはあったのですが…)

出口では、ポストカードに一筆箋…と、いつものように散財してしまいました。

九州国立博物館…福岡県太宰府市石坂4-7-2
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関連タグ:福岡大宰府・筑紫野

2010'02'25(Thu)[ <をかし:アート> ] CM2. TB0 . TOP▲
国宝 阿修羅展
今さらですが…9月のシルバーウイークに
『興福寺創建1300年記念 国宝 阿修羅展』を観に行ったのでした。
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先に観ていた知人たちからのアドバイス通り、
開場の1時間前には九州国立博物館(九博)に到着。
それでも、既に長蛇の列(実際に使うと新鮮な言葉だ)が出来てます。

熱中症対策でしょうか、上にはテントが張ってあり、
『ユニバーサルスタジオジャパン』でもこうやって並んだなと思い出す。
ぷるこ氏とおしゃべりをしつつ、だらだらと歩を進める。
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ようやく館内に入るころには、列は更に長くなって、
太宰府天満宮をつなぐエレベーター付近にまで伸びていました。

並んでいる人たちを見ると、家族連れから、カップルから、友達同士から、
関係性を問わず、老若男女さまざま。
猫も杓子も阿修羅像。
(あ、あたし達もその2人ですが)

展示場に着いた頃には若干の疲れが…。
“なかなか辿り着けない感じは阿修羅像の尊さをも思わせる”という
知人Fさんの有難い言葉を思い返し、気を取り返して、
阿修羅像と山笠のコラボを見上げたりしつつ、いざ会場へ。
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珍しく、イヤホンガイド(¥500)を借りる。
ナレーションの黒木瞳さんはあまり興味なかった(失礼)のですが、
みうらじゅんといとうせいこう両氏によるシークレットトラックが
ぜひとも聞きたかったのです。

まずは、第一章「興福寺創建と中金堂鎮壇具」。
銀や銅製の器や、水晶やガラスの玉、和同開珎などの貨が並んでいます。
水晶きれい。

第二章は「国宝 阿修羅像とその世界」。
スポットライトを浴びて静かにたたずむ阿修羅像。
その周りを360度取り囲む群衆、もとい観覧者。

阿修羅像につかれたように輪の中に入っていきますが…。
うぐ、きつい、苦しい。
苦しいながらも、みうらじゅんといとうせいこうのシークレットトラックを
聞こうとしますが…ない?なんで?

と思ったら、「皆さ~ん、10数えながら回りますよ~」とスタッフ。
石臼で挽かれる穀物のように、ズロズロと時計回りでまわる。
90度まわったところでストップ。
これが、みうら&いとう両氏の言っていたというモッシュかぁ。。。
90度ずつ数回まわりながら、全角度から阿修羅像を見上げる。

2度目のズロズロがある頃には、周囲からの圧迫感にも慣れてきて、
身体細いとか、足首ないとか、顔は下ぶくれだな、鼻の穴ないんだとか、
近いがゆえに、不謹慎な感想も抱きつつ…モッシュ脱落。

ぐったり。人酔いしちゃいました…。

その後は、阿修羅像以外の八部衆と十大弟子を観てまわる。
皆さん、等身大で、線が細くて、表情が豊かで、親近感があります。

続いて、第三章「中金堂再建と仏像」。
運慶作の釈迦如来像頭部や康慶作の持国天立像など、
奈良時代とは打って変わって、大きくて力強い仏像が並びます。
釈迦如来の飛天たちが、天使みたいで可愛らしい。
(また…、不謹慎…)

最後は、バーチャルリアリティ映像コーナー。
先ほどは360度で観た阿修羅像を真上から観たり、
制作当時の色使いで観たり。

パッと見、わかりにくいのですが、阿修羅像は
両目に涙をたたえているらしいのです。
それが、あの何とも言えない表情につながってるんだろうな。

イヤホンガイドを返す時に確認すると、シークレットトラックは
阿修羅クラブ会員限定だったらしい…。
あたしも確認不足でしたが、一言書いておいてほしかったな…。

帰りに阿修羅像の大きなポスターと記念撮影。
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そして夜…左の足裏が腫れ上がってる!?
しかも原因不明(涙) 不謹慎な感想の数々ゆえか。
だけど、懲りないあたし、今度は興福寺で再び阿修羅像に逢いたい。

2009'11'14(Sat)[ <をかし:アート> ] CM2. TB0 . TOP▲
LIFE SIZE ZOO(等身大の動物園)
先月、『イムズ』地下で開かれていた
『LIFE SIZE ZOO(等身大の動物園)』を観に行きました。

1階から地下をのぞくと、イルカが宙を舞っています。
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これって段ボールのパーツで動物を作る…『豚段』とか商品があったような。
と、思ったら、やはり同じ会社のようです。

下に着くと、段ボールで形作られた
等身大の動物たちが並んでいます。
091106-5.jpg 091106-3.jpg 091106-4.jpg 091106-6.jpg  
キリンに牛に馬に犬にゾウにペンギンに…人も。
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キリンてこんな大きいんだな~。
以前、何かの心理テストで好きな動物を「キリン」て答えたことがあったっけ。
自身がチビなせいか、背丈や目線の高さに憧れるのかもしれません。

この段ボールの枠組みも印象深い。(『d-torso』と呼ぶそう)
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d-torso(ディー・トルソー)とは…
 大分県のアキ工作社が開発した立体造形システム
 この特殊な造形手法を用い、接着剤等を使用することなく、
 段ボールだけで組み立てられた様々な「段ボールオブジェ」を制作。…
                                (パンフレットより)

“d”はやはり、段ボールのd、なのかしら。
接着剤も何も使わないなんて、宮大工さんみたい。
この断面と質感がなんか気になる。
他の素材だとこんな気持ちにはならないはずで。

何でも社長の奥さまがニットデザイナーらしく、
その作品を飾るマネキンを段ボールで作ったのがきっかけなのだとか。

ちょうど時刻が3:00になると…ケンタウロスが動いた!
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毎時00分になると、動き出す仕掛けらしい。

有機と無機、空想と現実、デザインとアート、…
間を漂っているような気持ちになりました。

LIFE SIZE ZOO(等身大の動物園)…会期終了@イムズ B2F イムズプラザ

2009'11'06(Fri)[ <をかし:アート> ] CM0. TB0 . TOP▲
マイケル・リン展『間』
イムズの三菱地所アルティアム
『マイケル・リン展「間』』を観に行きました。
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たまたま初日夕方に行くと、ちょうど
オープニングレセプションの最中。
無料で入ることができました。(前売を買ってた…)

マイケル氏ご本人もいらして、挨拶される場面も。
プロフ写真が台湾俳優のプロマイド?ってくらい
かっこいいので、どんな方かとかなり期待♪
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…写真よりは、若干肥えてらっしゃる気が…。
「ちょっとじゃなくて、かなりよ」と近くのおばさま。
・・・。

マイケル氏の作品を初めて観たのは、
別府のアートフェスティバル『混浴温泉世界』
台湾のテキスタイル模様をベースに、
別府の文化や伝統、風土を加味したモチーフを
壁や襖いっぱいに引きのばして展示してありました。

あたしが驚いたのは、その制作段階。
マイケル氏の下絵にアシスタントの指示のもと
色を塗るのは現地ボランティアの方々。
こういうのもアリなんだな~と。

マイケル氏の日本初個展となるらしい
本展示のテーマは『間(ma/room)』。

ギャラリーにはいくつかの“間”が出現していて、
その両側には絵画インスタレーションが施されており、
あたし達は自由に“間”を行き来できる。
襖を開けたり閉めたりすることで、自在に“間”を変容できる。

通常の展示は触れることもできないし、
形を変えることなんて、もってのほか。
だけど、ここでは、それが可能であり、
まるで自分が作品(もしくはその一部)かのように振る舞うことができる。

ワインや台湾ビールを片手に“間”をめぐる。
インパクトのある展示は、目と気を引きますが、
ふと話を始めると途端に、脇役のように立場を移す…。

展示中だけど、写真を1枚だけアップ♪
(レセプションだからか、撮影可だった)
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会期中にまた来ようと思います。

マイケル・リン展『間』…2009.9.5~10.11@三菱地所アルティアム

2009'09'17(Thu)[ <をかし:アート> ] CM2. TB0 . TOP▲
PEACE GARDEN
イムズ』の地下で開催されている、
PEACE GARDEN』を観に行ってきました。

どどん!と、実物大の戦車の模型(バルーンなんだそう)。
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その先には花が飾られています。

これは、アートディレクター徳田祐司氏とプロデューサー石川淳哉氏による
ピースデザインプロジェクト『retired weapons』の作品。
同プロジェクトの活動のシンボルなのだそうです。

バルーンと知って、ちょっと触ってみましたが、意外と硬い。
だけど、たたむとぺちゃんこになるそうで、
今まで世界各地をまわって展示を続けてきたのだそうです。
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壁には、10000人の「願いごと」で完成する『ピースツリー』も。
皆が花の形をしたステッカーに「願いごと」を書き込んで
ツリーに貼っていく…という趣向です。

武器から花ってマジックみたい。
だけど、皆の力があれば、リアルにすることも可能なのかも。

食いしん坊のあたしは、花が食べものでもよさそう♪、とか、
エガちゃん(江頭2:50)がねじれるようにして出てきたら
面白いだろうな、だけどさすがに入らないか…なんて
バカなことを考えたり。

だけど、バカがピースへの近道のような気もします。

PEACE GARDEN…2009.6.17~8.20 @福岡市中央区天神1-7-11-B2Fイムズプラザ

2009'07'05(Sun)[ <をかし:アート> ] CM2. TB0 . TOP▲
    


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